日本農業技術検定を独学で受けるなら、まず全国農業会議所の実施要領で、受ける級の問題数・試験時間・合格基準を確認するのが出発点です。 そのうえで、公式の過去問題集やテキストと、問題を解く練習を組み合わせます。 練習用に、私は3級・2級の学科に沿ったオリジナルの練習問題サイト「日本農業技術検定 対策」を作りました。この記事では、試験の決まりごとと、サイトでできることをそのまま書きます。
日本農業技術検定とは
日本農業技術検定は、日本農業技術検定協会(事務局:一般社団法人全国農業会議所)が実施しています(実施要領)。 全国農業会議所の概要ページによると、農業を学ぶ学生や農業を仕事にしたい人を対象に、知識・技能の水準を客観的に評価し、教育研修の効果を高めることを目的として、平成19年度から実施されています。農林水産省・文部科学省の後援を受けています。 学科試験は誰でも受験でき、1級・2級は学科試験だけの受験もできます。
2026年度第2回の日程
日本農業技術検定のご案内では、2026年度第2回の日程は次のとおりです(2026年10月20日に確認)。
- 試験日:2026年12月5日(土)
- 申込期間:9月28日(月)〜10月22日(木)
- 支払期限:個人は10月22日(木)まで、団体は10月29日(木)まで
実施要領によると、1級の学科試験は第2回(12月)のみの実施です。 最新の日程と申込方法は、公式のページで確認してください。
級ごとの問題と合格基準
学科試験の中身は級ごとに違います。以下は実施要領の記載どおりです。
3級(農作業の意味が理解できる入門レベル)
- 問題:農業基礎として共通30問と、「栽培系」「畜産系」「食品系」「環境系」から1科目を選んで20問
- 「環境系」は、環境共通10問と、造園・農業土木・林業のうち1分野10問
- 解き方:4つの選択肢から1つを選ぶマークシート方式で、計50問
- 試験時間:40分
- 合格基準:100点満点の概ね60%以上
2級(農作物の栽培管理等が可能な基本レベル)
- 問題:農業一般として共通10問と、「作物」「野菜」「花き」「果樹」「畜産」「食品」から1科目を選んで40問
- 解き方:5つの選択肢から1つを選ぶマークシート方式で、計50問
- 試験時間:60分
- 合格基準:100点満点の概ね70%以上
1級(農業の高度な知識・技術を習得している実践レベル)
- 問題:農業一般として共通20問と、「作物」「野菜」「花き」「果樹」「畜産」「食品」から1科目を選んで40問
- 解き方:5つの選択肢から1つを選ぶマークシート方式で、計60問
- 試験時間:90分
- 合格基準:120点満点の概ね70%以上
実施要領には「合格基準は、選択科目別に難易度を考慮して決定するため、科目間で基準点は異なることがある」とも書かれています。 出題の細かい範囲は、全国農業会議所の出題範囲のページに級ごとに載っています。
独学で使える公式の教材
全国農業会議所の試験テキスト・参考書・過去問題のページでは、次の教材が案内されています。
- 2026年度版3級過去問題集:2023、2024、2025年度の試験問題6回分を収録
- 2026年度版2級過去問題集:2025年度の試験問題2回分を収録
- 改訂新版・日本農業技術検定2級テキストⅠ(作物・野菜)、Ⅱ(花き・果樹・畜産・食品)
1級の試験問題は過去問題集として出版されておらず、希望者には過去の試験問題を実費で送っていると書かれています。
私が作った練習問題サイトでできること
日本農業技術検定 対策は、3級と2級の学科に沿ったオリジナルの練習問題です。本試験の過去問題そのものではありません。
3つの解き方
解き方は「実践」「練習」「復習」の3つから選びます。
- 実践(50問・時間制限):50問が1問ずつ出ます。制限時間は3級が40分、2級が60分です。
- 練習(問題数を指定):問題数を自分で決めます。1問ずつ出て、解答のたびに解説が出ます。
- 復習(不正解をまとめて出題):ログイン中に直近で間違えた問題を出します。
級と科目を選んでから始めます。3級の科目は、サイトでは「共通」「栽培」「畜産」「食品」「環境」と表示しています。
解答のあと
答えを選ぶと「正解」か「不正解」と、正しい選択肢の番号が出て、続けて解説が出ます。 解説の下に「関連する問題」として、同じ単元や同じ科目の問題が並ぶことがあり、そこから続けて解けます。 練習を終えると「2問中 0問正解」のように結果が出ます。
ログインしなくても解けます
ログインしなくても問題は解けます。 ログインすると正解・不正解が残り、不正解だけをあとから出題できます。ログインはメールアドレスとパスワード、またはGoogleアカウントで行います。
学習範囲の目安
トップの「学習範囲を見る」から、級ごとの出題領域の一覧を見られます。これは全国農業会議所が公表している学科試験の出題領域で、試験で問われる範囲の目安です。
いま登録している問題数
2026年10月20日に、サイトの「試してみる」を押した後の画面で表示される問題数は次のとおりです。
- 3級:7,273問(共通920問、栽培2,941問、畜産716問、食品718問、環境1,978問)
- 2級:12問(共通2問、栽培5問、畜産1問、食品1問、環境3問)
2級の科目ボタンも、3級と同じ「共通」「栽培」「畜産」「食品」「環境」です。2級で「実践を始める」を押すと「実践は50問必要ですが、条件に合う問題は12問です。」と表示され、実践は始められません。練習は、問題数を12問以下にすれば2級でも始められます。
出典
- 日本農業技術検定のご案内 - 全国農業会議所(2026年度第2回の試験日、申込期間、支払期限)
- 日本農業技術検定試験の実施要領について - 全国農業会議所(実施主体、級ごとの問題数、解答方式、試験時間、合格基準、1級の実施回)
- 日本農業技術検定試験 出題範囲 - 全国農業会議所(級ごとの出題範囲)
- 日本農業技術検定試験の概要 - 全国農業会議所(目的、開始年度、後援、学科試験だけの受験)
- 日本農業技術検定試験 試験テキスト・参考書・過去問題 注文方法 - 全国農業会議所(過去問題集とテキスト、1級の過去問題)
- 日本農業技術検定 対策(練習問題サイトの機能と問題数。2026年10月20日に確認)
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